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銀(シルバー)とは
銀(SILVER)についてです。<銀の純度、品位>
銀の純度は千分比で表され、1000または、999以上で純銀とされます。業界では純金のことを「ヤキ」と呼ばれると言いましたが、純銀のことは「サラ」と呼びます。
純度によって異なる呼び名を表にしました。
| 純度 | 呼び名(読み方) |
| 1000 | 純銀・サラ |
| 950 | ブリタニア(ブルタニア)シルバー・五分落ち・きゅうごうまる・きゅうごう・きゅうひゃくごじゅう |
| 925 | スターリングシルバー・きゅうにいご |
| 900 | コインシルバー・きゅうひゃく |
| 800 | ジャーマンシルバー・はっぴゃく |
今は銀と言えば、925が主流ですが、その昔、日本では950が主流でしたので、地金屋さんに銀の注文をすると、何も言わなければ950の注文だと思われていました。
昔の話ですが、注文のとき私が地金屋さんに、「925でお願いします。」と言うと、決まって「えっ、925ですか?」と聞き直され、業者によっては「ウチは925の扱いはしてないです。」と、断られる事がよくあったので、その当時は自分で、純銀を925にしていました。(-_-;)
ブリタニアシルバーは、純度958.4のシルバーのことで、1697年〜1720年の間、イギリスでスターリング(925)の代わりに貨幣に使用されたものです。
<銀の特長>
・銀白色の光沢のある金属。
・金に次いで、展延性が良い。
・硫黄・塩素・オゾンなどにおかされる。
・硝酸に弱い。
・酸素に対して安定。
・熱・電気の伝導性が最も高い。
展延性のことは、「金(その1)」で、硫化については「銀が黒くなる」のページで説明してるので、ここでは銀の合金について少し話します。
合金というと異なる2種類以上の金属を混ぜ合わせた物ですが、銀の場合、割金として一般的に銅が使われます。
合金される理由は、割金のページで、「純度約100%の金属では得られない強度や加工性等を得るためです。」と言っていますが、銀ももちもんソレです。
純銀は合金された銀に比べ、ビックリするほど柔らかく、手で強く握れば変形します。
ただ柔らかいだけなら良いのですが、その柔らかさのために大事な物を失ってしまう可能性もあります。
5年くらい前に、結婚指輪で純銀の指輪をしてる方が、長年の生活から、気付かないうちに指輪が変形してて、買い換えようとしたら指輪が抜けなくなってしまってて、私の所に救いを求めてきた方がいらっしゃいました。
大事な記念のモノなので、なんとか壊さずに修復して、取ってあげることができましたが・・・。
その方は最初、私のところではなく、別のお店に頼んだのですが、そこのお店の人に「切らなきゃダメだ!」と言われ、大事な結婚指輪をどうしても切りたくはなくて、困っていたら、たまたま私のところに来ちゃったのですが・・・。(汗
その時はたまたま私のところに来たのと、抜けないぐらいの事だったので、良かったのですけど、指輪で指の血が止まってしまってたら、最初のお店で指輪を切る事になっていた事でしょう。(^_^;)
では、合金された銀のどこが良いか・・・。
合金された銀には、程よい硬度があり、鋳造性にも優れていて、量産性にも良いですし、時効硬化性もあります。
いい事尽くめですねぇ〜(^_^)v
しかし、ここで勘違いして欲しくない大事な事があります。上の事は合金された銀での話で純銀に関してではない!という事です。
その中でも特に言いたいのが、
「純銀でも加工硬化されてるから、硬くなってるんだよ。」と言う人がいるってことです!!
純銀には、時効硬化なるものはありません、加工硬化されていようが、常温時効の性質で加工硬化されたものでも常温で放置することで再結晶をおこし、純銀は柔らかくなります。(時効軟化)
同じ銀でも、合金されていると、されていないのでは、まったく違うということです!
まあ、銀にも色々あって、それぞれ良いところがあり、またそれも銀の魅力のひとつですけどねぇ〜。(^_^;)
まだまだ、言いたいことがたくさんあるんですけど、気付いたらいつもより長い文になってましたので、それはまた追々ってことで・・・。
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